日本人と温泉の出会い(1)—禁断の恋
温泉礼賛 コラム
July 17,2021続きを読む画像:©いよ観ネット 道後温泉 By 石川 理夫 ISHIKAWA Michio 「日本三古湯」の一つとされる由緒ある温泉地(現在の道後温泉)。 文献上初の日本人と温泉の出会いが、天皇(大王)の皇太子の禁断の恋の果ての流刑先として登場。 &...
日本人の死生観:山と温泉(2)—「温
温泉礼賛 コラム
May 1,2020続きを読む©ISHIKAWA Michio 恐山の山と湖 By 石川理夫 ISHIKAWA Michio 日本の本州最北端、下北半島に恐山がある。カルデラ湖の宇曽利山湖には標高828mで見事なピラミッド型の大尽山の山容が映る。恐山とは宇曽利山湖と湖を囲む大尽山などの火山群を含む総称である。北海道などの先住民族アイヌの言葉で湖や窪地、入江を意味する「ウソル」に由...
日本人の死生観:山と温泉(1)—立山
温泉礼賛 コラム
May 1,2020続きを読むBy 石川理夫 ISHIKAWA Michio ©ISHIKAWA Michio 立山地獄谷の噴気塔 「山は人が死ぬとその霊魂が上っていく場とも古くから考えられてきた。 死者の霊魂が集まる山としては、中部地方の標高約3000mの立山、東北地方の恐山や月山などが知られる。...
日本人の自然と温泉観
温泉礼賛 コラム
April 30,2020続きを読むBy 石川理夫 ISHIKAWA Michio 「日本人は、山や巨岩、森や巨樹、川や水、自然界のあらゆるものに「カミ(神・精霊)」が宿るとみなして自然信仰を育んできた」。「温泉を守護する「ユ(湯=温泉)のカミ」(温泉神)への温泉信仰が広まった」 ***** 日本はアジア太平洋の小さな島国とよく思...